【ワンピース】ウソップがいらないと言われる理由とは？イライラするシーン４選！

「ワンピース」の中でも異彩を放つキャラクター、ウソップ。

ウソップは麦わらの一味の一員として長い間旅をしてきましたが、読者の間では「いらない」「嫌い」「イライラする」「うざい」といったネガティブな感想も少なくありません。

この記事では、ウソップに対するこうした厳しい意見が生まれる原因を、特に印象的な4つのシーンを通して解説します。

ウォーターセブン編：ルフィとの衝突で「いらない」と言われたシーン

ウソップが「いらない」と言われる大きな転機となったのが、ウォーターセブン編でのルフィとの対立です。

メリー号を巡る感情的な衝突が、一部のファンにとってウソップの行動を「理解できない」と感じさせ、読者のイライラを募らせました。

ここでは、その背景と具体的なシーンを振り返り、なぜウソップが嫌われるようになったのかを見ていきます。

ウソップのメリー号への執着が読者をイラつかせた

ウォーターセブン編では、ゴーイングメリー号が航海不能と診断され、麦わらの一味が次の船へと進むべきかどうか悩む中、ウソップだけが強烈に反発します。

ウソップは幼い頃から持ち続けてきた夢と、メリー号に対する深い愛情に囚われ、メリー号を手放すことができませんでした。

一方で、他の仲間たちは現実的な判断を下し、新しい船を手に入れる決意を固めます。

この時、ウソップが感情的に強硬な態度を取ったことが、読者に「子供っぽい」「感情的すぎる」と感じられ、イライラを引き起こしました。

特にこのシーンでは、他の仲間たちが冷静に話し合う中、ウソップだけが感情に振り回され、読者にとっては「もうウソップはいらないのではないか」という声が出始める場面となりました。

仲間としての行動に疑問が集まる

ウソップはその後、メリー号を守りたいという気持ちから、ルフィに対して真剣勝負を挑みます。

この対立は、一部の読者にとっては信じがたい行動であり、特に仲間としての行動に疑問を抱かせる結果となりました。

ルフィは船長として、一味を守るために冷静にメリー号を手放す決断をしますが、ウソップは感情的にこの決断に異を唱えます。

このシーンではウソップが敵対心をむき出しにしていたため、「そこまでやる必要があるのか」「冷静さがない」と感じた読者もいたようです。

特に、勝ち目がないと分かっていながらもルフィに挑むウソップの姿は、ファンの間で「もう一味に必要ないキャラ」と評価される原因となり、彼に対するイライラや嫌悪感が強まった瞬間でもあります。

麦わらの一味も強力なメンバーが揃ってきたタイミングでの出来事だったので、本当にウソップがいなくなるのではという予想もありましたね。

ドレスローザ編：逃げるウソップに対する不満が爆発

ドレスローザ編では、ウソップの行動が特に目立ち、読者から多くの批判を浴びることになりました。

特に小人族を見捨てて逃げる場面は、彼の「ヘタレ」な一面が強調され、「嫌い」「イライラする」という意見が多数寄せられました。

ここでは、ウソップに対する不満が高まった理由とその影響を詳しく見ていきます。

小人族を見捨てたシーンで「嫌い」と感じた読者が続出

ドレスローザ編では、ウソップがトンタッタ族（小人族）を助ける任務を任されていましたが、彼は恐怖に駆られ、任務を放棄して逃げようとします。

このシーンで、ウソップが小人族を見捨てようとしたことで、多くの読者から「ヘタレすぎる」「責任感がない」と非難されました。

一味の仲間としての行動を期待していた読者にとって、このシーンは「裏切り行為」に近いものであり、ウソップがこれまで見せてきた成長が一気に帳消しになった瞬間でした。

小人族はウソップを信頼していたにもかかわらず、その信頼を裏切る形で逃げ出す姿が、「ウソップが嫌い」「もう見たくない」という読者の不満をさらに強めました。

「ゴッド・ウソップ」への変貌に対する賛否

その後、ウソップは偶然の出来事から「ゴッド・ウソップ」として名を上げ、物語の中で一躍ヒーロー的な存在となります。

この劇的な変化により、一部の読者はウソップを再評価しましたが、依然として「逃げた場面」が多くの読者に強く印象づけられており、彼の評価は二分されました。

ウソップの劇的な活躍が描かれたにもかかわらず、逃げ出した際の臆病な姿に対する印象が強すぎたため、ファンの中には「やっぱりいらない」「活躍しても好きになれない」という意見もあり、賛否が分かれる結果となりました。

ウソップが一時的に評価を得たものの、それが本当に彼の成長によるものかどうか、疑問を抱くファンも少なくありませんでした。

パンクハザード編：頼りなさにイライラする読者が続出

パンクハザード編では、麦わらの一味が強力な敵と対峙する中で、ウソップの戦闘力の低さが際立ち、読者のイライラが募る場面が多く見られました。

仲間が次々と強さを増していく中で、ウソップだけが「頼りない」「役に立たない」と感じられたシーンが多く、彼に対する不満が爆発しました。

このセクションでは、ウソップがどのように他の仲間と比較され、「いらない」と言われる理由を解説します。

他の仲間と比較され、戦力外に見えるウソップ

パンクハザード編では、ルフィやゾロといった圧倒的な戦闘力を持つ仲間たちが活躍する一方で、ウソップの役割は限られたものでした。

特に敵との直接的な戦いにおいて、ウソップは他の仲間と比べて明らかに見劣りし、彼の戦闘シーンが読者にとっては「役に立たない」「うざい」と感じられる要因になりました。

この編では、フランキーやサンジといった仲間たちが次々と強敵を倒す中、ウソップは狙撃手としてのスキルを活かせず、戦闘力が不足している印象を与えました。

読者からは「戦力外だ」「ウソップはもういらない」といった声が多く上がり、他の仲間たちとの対比が一層ウソップの弱さを際立たせました。

まあ元々ウソップは狙撃手なので、純粋に戦闘力で比較されると分が悪いというのはありますね。

成長が見られないキャラクターに対する苛立ち

「ワンピース」の物語が進む中で、ほとんどのキャラクターは戦闘力やスキルが向上し、強さを手に入れていきます。

しかし、ウソップはそうした明確な成長が見られず、ファンから「期待外れだ」「何も変わらない」という批判を受けることが増えました。

ウソップの成長を期待していた読者にとって、彼が特にパンクハザード編での戦いで目立った成果を上げられなかったことが、大きな苛立ちの原因となりました。

特に、ウソップが他の仲間のように見聞色の覇気や武装色の覇気を習得していないことが、「弱さ」への不満をさらに強めました。

また、物語の初期段階でウソップは成長が期待されていたキャラクターの一人でしたが、戦闘面ではそれが実現しないまま、他のキャラクターに大きく遅れを取ってしまったことが、読者の「イライラする」「成長しないキャラクター」という感情に繋がっています。

ワノ国編：期待外れのウソップに「うざい」という声が上がる

ワノ国編では、ウソップに対する期待が高まっていたものの、ウソップの活躍が十分ではなかったことにより、「期待外れ」や「うざい」と感じた読者が続出しました。

物語が進むにつれ、彼に対する不満がさらに高まり、キャラクターとしての評価も分かれることになりました。このセクションでは、読者がウソップに失望した理由を詳しく見ていきます。

主要な敵を倒せず、失望されたシーン

ワノ国編では、カイドウ率いる百獣海賊団との激しい戦いが展開されましたが、ウソップはその戦闘で主要な敵を倒すことができませんでした。

これに対し、読者からは「もっと戦ってほしかった」「強敵に立ち向かってほしかった」という声が多く上がりました。

特に、ナミと協力してウルティやページワンといった強敵と対峙した際、ウソップがこれらの敵を倒す役割を果たせなかったことが、失望の要因となりました。ルフィやゾロ、サンジといった他の強力な仲間たちが大きな活躍を見せる中で、ウソップの戦闘力の不足が強調され、「もうウソップは戦力にならない」といった意見が増えました。

読者からは「期待外れだ」「もういらない」といった厳しい評価が下され、ウソップに対する失望が一層強まる結果となりました。

知恵を活かせなかった戦闘描写に批判が集まる

ウソップは戦闘力で他の仲間に劣る一方で、知恵や機転を活かして敵を倒すキャラクターとして期待されていました。

しかし、ワノ国編ではそうしたウソップの知恵を活かす場面が少なく、読者からは「もっと頭を使った戦い方を見せてほしかった」という声が上がりました。

特に、ウソップが敵に対して正面から戦おうとする場面では、彼の持ち味である戦略的なアプローチが見られず、読者にとっては物足りない結果となりました。

このため、「戦闘力がなくても知恵で活躍できるはずのウソップが活躍しない」ことが、多くのファンに「期待外れ」「うざい」と感じられる原因となりました。

結果として、ウソップはワノ国編でも彼らしい知恵を発揮できなかったため、読者の間で「もう少し工夫して戦ってほしかった」という不満が募り、キャラクターとしての評価が低下しました。

それでもウソップは「いらない」わけではない【まとめ】

ウソップは「いらない」「嫌い」「うざい」と批判されることもありますが、その存在は麦わらの一味にとって非常に重要です。

確かに、ウソップの戦闘力は他の仲間と比べて見劣りすることがあり、臆病でヘタレな一面が強調されることもあります。

しかし、ウソップの弱さこそが彼の魅力であり、多くの読者が共感できるキャラクターとして描かれています。

また、ウソップは知恵や機転を駆使して仲間を支え続けるサポート役として不可欠な存在です。彼がいなければ成り立たない場面も多く、戦闘以外の場面で重要な役割を果たしています。

ウソップは恐怖や不安を抱えながらも、自分なりの方法で戦い、仲間を守ろうとしています。

彼のようなキャラクターがいることで、物語全体がより豊かになり、他のキャラクターの強さも際立つのです。だからこそ、ウソップは「いらない」存在ではなく、物語に欠かせないキャラクターと言えるでしょう。